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2013年7月21日日曜日

少額投資非課税制度(NISA)とは

何やら景気が上向いてきたせいか、2014年から株や投資信託の配当の税率が現行10%が20%になる模様です。

銀行の預金金利についてはすでに現状20%+復興税(2.1%)が課せられて利息を受け取っているかと思いますが、それが株や投信にまで拡充されます。そもそもこれまで10%の税率は優遇制度であったわけです。

そこでH26年1月から少額投資非課税制度(NISA=ニーサ)、いわゆる日本版ISA(イーサ)が始まります。




詳しいことは下記にも書かれているのですが、ある一定金額(最大500万円以下)の取引をNISA口座で運用した配当金を非課税にするいうものです。つまりNISA口座に預けて得た配当金は最大5年間非課税にすることが出来るのです。

http://kabukiso.com/idiom/nisa.html

その措置はH26から10年間の時限措置なのですが、申込み基準日を第1~第3期まで設けており、非課税として移管して長期間運用させるにはできるだけ早く口座開設したほうがメリットが有るようです。



ただしこの制度はどの金融機関についても適用され、複数の金融機関をまたがったとしても1つしか保有できません。国の管理下で運用される口座だからです。

最大500万円と先に書きましたが実際は1年に最大100万円までが非課税枠の設定が可能であり、毎年100万円ずつ新規の投資額を割増していくことが出来ます。100万円を5年間にわたり非課税にできるので最大500万円まで非課税に出来るという意味です。

因みに注意なのですが、途中で銘柄を売却した場合はその時点で非課税の特典は失われます。あくまで長期保有するという長期ビジョンが必要です。

申込にはH25年1月時点での住所を証明する住民票(コピー不可)が必要で、税務署に届け出る必要があります。10月から受付開始らしいのですが既に申請書の届出を受け付けている模様です。


どの銀行でもNISAは受け付けているので銀行は問いません。

ただイオン銀行では NISA口座開設で2000WAONポイントがもらえ、さらに投資信託銘柄を購入すると手数料分全額WAONで還元されるという太っ腹なキャンペーンを行なっているのが気になります。


来年から消費税増税等、出費嵩む年になる事になりましょう。事前に対策を打ちたいところですね。




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