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2019年1月7日月曜日

中華タブレット teclast X10:CentOS7の最低限のセットアップ


centos7(minimum)をインストールしteclast x10で一応起動した。ミニマムだけにコマンドがほどんど入っていないw

一点問題があるとしたら電源投入時にBIOSからcentosをキックしてくれず手動でおこなわなけらばならない状況。手はあるのだろうか?

ネットワーク有線LANが本体にないので有線のUSBドングルを挿し自動認識し家庭内LANでDHCPできた。ここまではタブレット本体での操作を強いられる。

どうもCentOS7からipcocnfigコマンドも廃止されたようでnet-toolsを使うようです。
https://server.etutsplus.com/centos-7-net-tools-vs-iproute2/

yumコマンドは標準で使えそうなのでnet-toolsをインストール(minimum版ではデフォルトでインストールされない)

yum install net-tools

簡単に入った。

で、ip addr というコマンドをたたいたらifconfigと似た結果が表示されました。

めでたしめでたし!

ちなみに nmtui、nmcliコマンドも知っていたほうがいいようなのでメモ。要はネットワークインターフェイス関連のコマンドです。
https://www.unix-power.net/networking/post-676


ところでteclastの液晶では画面がちっちゃすぎて目がしょぼしょぼして困るのは私だけではないようです。

HDMIにつないで大きい画面に出せばいいのだが今現在、microHDMIケーブルが持ち合わせてなくてamazonで購入!それまではSSHでリモートPCから接続するしかなさそう。

minimum版でも最初からopenssh-serverはインストールされています。SSHからもrootに行けるようにwheelグループにユーザーを追加しておきましょう!(この操作はroot権限で行い、利用者は一旦再ログインが必要)

usermod -G wheel user1

さっそくteratermでつないでみると文字化けしているではないですか!

どうもteratermのフォント設定がおかしかったらしく欧文になっていましたw

これだけしておけばこの先色々作業できそうなので追加作業については個々に書いていく予定。

centos7はだいぶ前バージョンから大幅に仕様変更があるので勉強する必要がありそう。



2019年1月6日日曜日

中華タブレット teclast x10 に別のOSを入れてみた

Gearbestで$80程度で購入したAndoroid&Windowsタブレットであるが、うまく起動しないのでリカバリすることにした。

といっても工場出荷時にするわけではなく、別のOS(ここではCentOS7)をインストールすることにする。

もともと2つのOS(Windows8 or android)がマルチブートできるようになっているのだがなんせ32GBの容量しかないので共存するには無理がありすぎる。Windows10にUpdateしたときにゃー空き容量が足らなくて起動しなくなります。

なんでしばらくはAndroidパーティションを削除してWindows専用にして使っていたのである。

前置きはさておき、別のOSを入れるためには本体からではなく外付けのDVD-ROMもしくはmicroSD(あるいはUSBドライブ)からブートさせる必要がある。

そのためには一般的にBIOSでブート順序を変える必要がある。
まずBIOSをどのように表示するかであるが、外付けキーボードをUSBポートに取り付け、電源投入後DELキーを数回(3回?)押せば起動するのである。USBポートがmicroUSBなのでmicrousb(B)→USB(Aメス)の変換器が必要である。



こんな感じで私はワイアレスキーボードのUSBドングルを取り付けてteclastのBIOSを起動できた。CoreVersionは5.011となっていた。

でもこれではUSBがキーボードだけしかついてないのでUSBドライブから起動できないので、HUBをかませることにした(下図)

本体にはmicroUSBポート1個しかないので、変換プラグを中間に挟んでアダプタで変換する必要がある。アキバで買えば数百円のものだと思うが、私はノジマで700円くらいでアダプタを購入。USBHUBはそこらに転がっているやつでいい。

これで外付けドライブからの起動準備はOK。

ところでブートディスクの詳細は割愛するが、私はCentOS7のインスト―ルディスク(ISO形式)をDLし、rufusでmicrosdに焼いた。これでSDからブートできればOSをインストールできる。MSDOSだろうがなんだろうがやり方は同じハズです。
ISOをrufusで焼いたメディアをUSBメモリにとりつけUSB起動することにしました。
というのもなぜかteclas x10はmicrosdを認識しないことが多いのです。

余談ですがピンクのUSBメモリ(microUSB脱着式)はリサイクルガーデンで10円でしたw

とりあえずこの状態で電源をONにする(OFF状態からパワーボタンを長押し)。
画面にteclastのロゴが見えたら、すかさずキーボードからDELキーをトントンたたき続ける。下記のようにBIOSが起動します。



BOOT Overideセクションの「UEFI: Built-in EFI Shell」を選択して起動すると外付けのBOOT DISKから(ここではUSB)を起動できる。

なお、起動優先度はBIOSのBOOTタブにて行っておく。下記はCentOSをインストール後なので最優先がCentOSになっているがここで外付けDISKの優先度を一時的に上げておく。


OSインストール後はなぜかBIOSから新しいOSのブートローダーをできないのでいったんBIOSの「CentOS Linux」を選択して起動させるしかないっぽい(調査中)。

詳しくは下記のサイトを参考にするとよいがWindowsを再インストールする場合はドライバのバックアップを取って置く必要があるらしい。
http://kinokotimes.com/2016/01/05/china_tablet_clean_install/