よくある話です。
こういった場合、大抵フォルダのセキュリティプロパティで権限が不足しているか、深い階層まで権限が継承されていない場合です。
消したいのに消せないというのは非常に腹が立ちます。
(これができないならフォーマットという最終手段がありますが、それ以外にも大事なファイルもあるわけじゃないですか、、、)
あるいは所有者が別のアカウントになっていたり、、、
それで回避できるのならいいのですが、下の階層ディレクトリでAdministrators権限も付与されていなかったりする場合にも権限の追加付与もできなかったりします。
で、私の使っている Windows7 home premiumエディション(以下Homeエディションと省略)ではユーザ管理をGUIで行えません。
というよりAdministratorアカウントが使用できないんです。
もちろんProfessional 版ならOKです。
それはともかく特定のフォルダつまり外付けのFドライブのWindowsフォルダやProgramFilesフォルダを消そうとすると権限がなくて削除できません。
HomeエディションはAdministrator権限にならないと権限を管理する資格さえなかったりする場合があるので、とりあえずHomeエディションでAministratorアカウントへログインする方法をメモしておく。
まず、コマンドラインで管理者として以下のコマンドを叩く必要があります。
net user administrator /active:yes
こうすることで、ログイン画面にAdministratorアカウントが表示されログインできるようになります。
ただ上記のコマンドが失敗します。
Homeエディションのコンソール画面自体が管理者権限で実行されないからです。
(俺は管理者なのにです)
では管理者権限でコンソールを実行するにはどうすればよいか?
次のようににすればいいのです。他のアプリについても同じで管理者権限で実行したい場合はこの方法は有効です。
とくにアカウントが二バイト文字(漢字)でうまくプログラムが動かないときの逃げの常套手段です。
アクセサリに入っているコマンドプロンプトショートカットを右ドラッグして以下のようにデスクトップにコピーします。
そしてショートカットのプロパティを管理者権限で実行するよう変更します。
変更後にショートカットを実行すると以下のような画面で警告が促されます。ちょっとウザイのですがセキュリティの厳しい現代では仕方ないのかもしれません。
Administratorアカウントログイン時にはこんな画面は出ません。
早速管理者権限でコマンドプロンプトを開き先のコマンドを叩くと成功します。
net user administrator /active:yes
一旦ログオフしてみるとAdministratorが現れたじゃないですか!w( ̄o ̄)w
ひとまずこれで何か起きたときはこのアカウントが役に立つかと思います。
ただ何度もいいますがProfessional 版のようなリッチなGUI管理ツールは使えません。
あくまでもコマンドでならセコセコユーザー管理できるかと思います。
たとえば指定のユーザーにグループ権限を当てたい場合、
net localgroup [グループ名] [ユーザーID] /add
な感じにです(汗)
いずれにしてもHomeエディションって管理者でありながら管理者権限で実行できないというかなり制限つきなOSなんですよね。しかもAdministratorにならしくれないというタコなOSです。
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